男木小中学校で人権プログラムを実施しました
こんにちは、ひとづくり委員会幹事の工藤です。
先日12月5日に男木小中学校で人権プログラムを実施してきたため、そのご報告をさせていただきます。
今回お邪魔させていただいたのは、コーディネーターの平田理事長とファシリテーターの若宮事務局次長の3人です。
先日10月例会の際に男木島を訪れたときはちょうど瀬戸内国際芸術祭のシーズンだったため、フェリーも座れないほどの混雑ぶりでしたが、今は落ち着いていてのどかな雰囲気です。
今回は男木小中学校の生徒さんたちが人権について調べたことを発表する「人権集会」というイベントと合わせて人権プログラムを実施させてもらうこととなったため、私たちも少し早めにお邪魔し、生徒さんたちの発表を見学させてもらいました。
生徒さんたち一人一人が一生懸命練習した成果を存分に発揮しており、お友達を大事に思う気持ちや家族や先生への感謝の気持ちなどのほほえましい内容や、生徒さんが独自にデザインしたピクトグラムの発表など、素晴らしい内容の発表が沢山ありました。
特に小学6年生の生徒さんが「ちがいのちがい」というテーマで発表していた内容は、まさしく人権プログラムで取り扱う「差別」と「区別」について生徒さん自身の言葉で分かりやすく説明するもので、思わず私たちも唸らされるような内容でした。
さて、お待ちかねの平田理事長による教育実践事業です。
今回の授業は地域住民の方々にも開放されており、子どもさんたちと一緒にワークシートに記入したりと皆さんで授業に参加してくださいました。
プログラムは生徒さんたちや地域住民の方々からたくさん質問が出るなど大変盛り上がり、無事終えることができました。
差別や偏見に立ち向かい、間違っていることは間違っていると素朴に言える勇気を持って欲しいという平田理事長のメッセージは、きっと生徒さんたちにも届いたことと思います。
男木小中学校及び男木島の地域住民の皆様、このたびは暖かく迎えていただいてありがとうございました。
本年度の教育実践事業も残すところあと1回となりましたが、これからも1つ1つの授業に全力を尽くして生徒さんたちにメッセージを届けていきたいと思います。